こんにちは。生活陶器「on the table」です。
「器のこと、食のこと。そして私のことを少しだけ。」
隔週土曜日の午後から夕方頃の時間には、こんなタイトルでメルマガをお届けしています。
(配信後、こちらに掲載しています)
おやつの時間や、夕ごはんの後…のんびりしたいときに、サラッと読み過ごしていただけたら嬉しいです。
5月17日(土)は、ナカハラが綴っています。
どうぞよろしくお願いします。
今年もやってきた“山笑う”季節。
木や草が一斉に芽吹いて山が青々と明るく見える様子を表す春の季語のひとつですが、この時期は言葉の通り山が笑っているかのように新緑が綺麗で自然っていいなとつくづく思うものです。
そんな一年の中でもひと際気持ちよく過ごしやすいこの山笑う季節にはやっぱり外へ!!そう思いながら、5月は色々お出掛けを楽しんでいます。
月の初めに行ったのは「益子陶器市」。(よしざわ窯テントにもたくさんの方のご来場いただきありがとうございました!)
幼い子どもがいる我が家の陶器市の過ごし方は、私や夫が交換しながらお買い物を楽しみつつ、そして子どもたちは外遊びを楽しみながら過ごせるように…陶器市会場のちょうど中心あたりに位置している「遺跡広場」の芝生でまず基地作り。
今年もワンタッチで設営できるミニテントを持っていき、子どもたちは近くの芝生の坂を駆け回りつつ、テントでゴロゴロしたり、お菓子を食べたりしながら過ごしました。
そして私は、遺跡広場に広げた基地を行ったり来たりしながらお買い物も。
選んだものは左上から時計回りに…及川静香さんのプレート、佐野成羅さんの娘さん作の小皿、HIJIYA33さんのぬいぐるみ、ポルボロンさんのクッキー、杏と李さんのチューリップのブローチ。
今回の一番のお気に入りは、軽井沢の雑貨屋さんHIJIYA33さんが販売されていた作家さんの手作りぬいぐるみ。30個ぐらいのぬいぐるみが並んでいたのですが、すべて異なるモチーフでどれも可愛らしくて悩んで悩んでひとつに絞りました。作家さんがその時のインスピレーションで製作している1点ものだと店主の方からお聞きして、より愛着が湧きました*
後日、陶器市で買ってきたポルボロンさんのお菓子を「ピンクのラナンキュラス鉢」にのせておやつに。
6月に開催される sajikagen_works さんの「へんてこへんて」という子どもが製作したものを販売するイベントに娘が出店するので、その日に向けて少しずつ一緒に小物づくりをしているところです。娘本人の発想に合わせて、ピンクまみれの製作だったので、気分はピンク!自然と器もピンクを選びました♪
今は私の脳内がピンクのものでいっぱいなので、陶器市のお買い物もどうしてもピンク系が気になったのかもしれません・笑。
そしてゴールデンウィーク期間には夫の思いつきで2度目ましての「エンゼルフォレスト白河高原」へ。家から下道で約1時間の道のりをドライブ。 スノーピークさんのキャンプフィールドとショップも併設(写真の細長い建物です)されている複合施設で、一度ご飯と買い物に来たことがあったのですが、今回は温泉と温水プールを目的に。プール前には湖畔の周りを散策したのですがとても気持ちよかったです♪ いつかここでキャンプしたいなぁ~。
帰路に寄り道してお団子屋さんへ。白河へ行った際に買って帰るのがお決まりになっている南湖公園にある「花月」さんのお団子は、注文後に一口大サイズにカットして折箱に詰めてくれるので、柔らかくてとっても美味しいのです。
味はあんこ、みたらし、ゴマ、白あん、ずんだがあり、この日は「あんこ×みたらし」にしてみました。小さなカップでも販売されていますが、やっぱりこの折箱がお団子らしさ満点でついつい箱入りを注文。手で持てるように輪っかのように紐掛けしてくれるところもなんだか風情があって好きです。
お団子たちは「oldwhite 栗豆鉢」や「月白 輪花楕円皿 小」で取り分けて、「キャメル リスカップ」にほうじ茶を用意。柔らかいお団子にあたたかなカラーの器たちがやっぱり似合って、ほっこりとしたひとときになりました♪
そして先日は「薪火×炭焼き MARUYOSHI RISTORANTE NASU」さんにランチへ。
陶器市のよしざわ窯会場横にも出店してくださっている「マルヨシ」の笠原さんが、私のホームグラウンドでもある那須塩原に新しくお店を構えられると伺っていて、その日を心待ちにしていたので、ウキウキしながら足を延ばしました! 扉を開けるとモリスの壁面が素敵な空間が広がっていました。
うど、たらの芽、よもぎ、蕎麦の実など春の山の幸をたくさん味わいながら、旬を感じられるお料理を堪能。そして笠原さんがよしざわ窯の器をたくさん使ってくださっていたことにびっくり。陶器市でご一緒するたびに器を手に取ってくださっていたことは知っていたのですが、立派なコース料理にもよしざわ窯の器を使ってくださるなんて!と嬉しくなりました。また、その盛り付けや合わせ方がとても素敵で勉強になる一皿一皿でした。
そしてマルヨシさんのレストランからも近い場所にある千本松牧場にもこの春とてもお世話になっているところです。新しくリニューアルされ、芝生の広場には子どもが遊べる小さな木の小屋や温泉のあったかい湯を引いた遊べる池ができていて、子連れにはとっても過ごしやすくて度々行ってはアイスを片手に楽しんでいるところです。
新緑の季節、まだまだ行きたい場所がたくさん。
梅雨になる前にお出掛けを思う存分楽しみたいものです♪
お付き合いいただき、ありがとうございます。
それでは、また。
ナカハラ
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