梅雨入りしたはずなのに、先週はほとんど雨が降らずで、すでに真夏のような暑さでした。。
これからの暑さを乗り切るための梅仕事を、そういえば今年はまだできていなかったなあと。今年はちょっとゆっくりめに、準備をスタートしました。
梅仕事モードにならなかった理由のひとつに、「梅」欲が満たされてしまっていた、というものがあり。
手土産を買いに行ったときに見つけた、銀座あけぼのさんの「青梅」というお菓子にすっかりハマってしまい、以来お店の近くを通るたびに買ってしまうように。。
蜜漬けした甘酸っぱい青梅を、白餡と求肥で包んだお菓子。美しい翡翠色がうっすら透けているのもきれいで癒やされます。
この間の陶器市でお迎えした、駒木あおいさんのペンギンのお皿ともお似合い。
今月末までの販売みたいなので、(さすがに食べ過ぎでは…と思いつつ)来年まで出合えなくなる前にまた食べておきたいな…と思っています。
そして今年の梅仕事も、料理家・今井真実さんの『ときめく梅仕事』のレシピから。
今年はぱらぱらとページをめくって気になった、「青梅の花椒漬け」にチャレンジしてみました。
青梅と花椒、調味料を入れて、どうなるかなとドキドキ……。途中、容器をゆすって混ぜるのを忘れてしまったりもしたのですが、1週間経った頃の梅の実はすっかり浸かった色合いになっていました。
レシピ本で蒸し鶏に合わせるのをアレンジレシピとして紹介されていたのを参考に、サラダチキンにプラスしてみました。
暑さを元気なビタミンカラーで吹き飛ばせ!の気持ちで、シトロンのラウンドリムプレートに。
胡麻油の香りと花椒のピリピリ、青梅の酸味……、といろんな味が組み合わさって、ただのシンプルなサラダチキンが、中華料理屋さんの一皿みたいな出来に!
お試しだったのでレシピ本の半量で作ったのですが、もっとたくさん作ってもよかったかも〜、、と思うくらい、お気に入りになりました。
この時季の手仕事でもうひとつやってみたかったのが、実山椒の塩漬けと醤油漬け。
ちりめん山椒が大好きなので、ずっとやってみたいな…と気になりつつ、毎年近くのスーパーにはなくて。(私が見つけられなかっただけかも…)
道の駅などでないと売っていないのかな…と思っていたのですが、今年は発見!
やった〜と早速ぷちぷち枝から実を外していきましたが、結構地道な作業。。。笑
夫のほうがこういうのが得意なので、途中から巻き込んで手伝ってもらいました。
何回か茹でこぼして、それぞれ瓶へ。
白ごはんに混ぜ込むのが好きなのですが、この日はまずはきゅうりの浅漬けと一緒に食べてみました。シンプルで爽やか!
こういう簡単な一皿は、ちょっといい感じになるオーバル形の器に本当にいつも助けられています。
山椒は結構茹でたつもりだったのですが、若干実がかためでえぐみもあるような気がしたので、思っていたよりしっかり茹でないといけないんだなあ…と思いました。でも、これ一つで夏らしい味わいになるのはとてもうれしい…!
二皿並べてみると……、これは、ビールがあれば完璧ですね!笑
梅シロップも作りたいなと思いつつ、下ごしらえして冷凍したところで一旦ストップ中。夏本番はシロップを割って飲む梅ジュースや梅ソーダが欠かせないので、今年も楽しめるようにそろそろ始めようと思っています!
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