「和風ではない茶碗蒸し用の器が欲しいな…」と思ったことから誕生した蒸しカップ。
いろいろな理由で長い間製作を見合わせていたのですが、嬉しいことにたくさんの方からお声をいただき、2020年から新しい形で再製作を始めました。
2023年には使いやすさを求めて更に改良を重ね、カップを丸みのある形にしてみました。
何度も見直し、作り直している手のかかった子だからこそ…茶碗蒸し以外にも、たくさん使っていただきたいなと思っています。
何よりも味わっていただきたいのは、何が入っているのかな?とワクワクする気持ちを抱えての「ふたを開ける瞬間の楽しさ」。
たとえば、「蒸しカップ 花」には抹茶あんみつを。
ふたを開けるときには、きちんと丁寧に特別なものをいただく…という感じで、いつもと違う気持ちになります。
この日のあんみつは、大好きな榮太樓總本鋪のもの。フルーツや抹茶アイス等々を追加したら、ごほうび感あふれるデザートになりました。
こうして自分で使うのはもちろんですが、来客時のデザートや、お茶の湯呑みとして使うのも良さそうです。特別なおもてなしの気持ちが、きっと伝わると思います。
「蒸しカップ 鳥」には、マカロニ入りのかぼちゃのポタージュを。
1歳をすぎた息子のごはんは、おかゆではなく普通に炊いたお米になったり、ロールパンをそのまま食べられるようになったりと、かなり大人に近づいてきました。それでもまだ塩分は大人と同じにできないので、息子用に多く作りすぎたおかずを大人が消費するには、かなり薄味です。
ということで、かぼちゃのポタージュとマカロニの消費のときには、カリカリに焼いたベーコンを追加しました。残りものに特別感をプラスするには、「ふたもの」が一番。「蒸しカップ 鳥」を使ったら、じゃじゃーん!という効果音をつけたくなってしまう感じにできました。
いつか息子にもこの器で出してみたいなぁ。黄色の食べものが好きなので、ブルーグレーのふたを開けた瞬間に良いリアクションを見せてくれそうな気がします。
デザートやスープ以外にも、我が家ではコーヒーや紅茶用のお砂糖を入れて使っていました。ふたを開けた時に小さな氷砂糖のようなお砂糖がでてくるのを見て、来客時には「おしゃれ~!」と言われてちょっと嬉しかった記憶があります。しばらくそのまま入れていましたが、特にくっつくこともありませんでした。
製作している蒸しカップは今のところ花と鳥の2種類ですが、ゾウや白鳥などなど、新作を製作中です!どうぞお楽しみに♪
「蒸しカップ 花」「蒸しカップ 鳥」は、6月30日(金)午前11時に再入荷予定です。
上記日時になりましたら、リンク先で詳細をご確認いただけます。
カワハラ