新色のご紹介

“ミモザのドライリーフのような色の釉薬をつくる”というお題をいただいてから数週間。
「グレージュ」や「枯緑」の釉薬をベースに金属の配合を少し変えてみたり、別の金属をたしてみたり…
イメージしている色がなかなかできなくて心が折れそうに。。

＊写真はテストピースの一部です。

 

試行錯誤を繰り返しているうちに素敵な色ができました！←偶然？まぐれ？

「この色いいじゃん！」とヨシザワさんからお墨付きをいただき、早速新商品に採用してもらえることになりました。
私が頭の中で描いていた色とは少し違ったけれど（笑）『ミモザのドライリーフ』と比較してみると確かにいい感じかも。

 

釉薬は、長石などの鉱物や天然灰をベースに鉄や銅などの金属を混ぜて作り、焼成されることで変化して美しい色になります。
これがなかなか理論どおりにいかず、本焼き（約1200℃で焼成）してみないとわからない世界なのですが、沼にはまればはまるほどおもしろい！
試作して焼き上がるまでに2日間かかるので、ドキドキ・ワクワク・ヒヤヒヤの毎日です。

 

今回作った新色は、グレージュをベースにした大人っぽい雰囲気のブラウンなので「モカグレージュ」と名付けられました。
気に入っていただけますように。
９月６日にお披露目です♪

 

ウチヤマ

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