梱包と発送の仕事を別の会社にお願いしました。

梱包と発送の作業を別の会社にお願いすることになりました。
お願いする会社は「仲山商事」さん。実は2年ほど前までは私たちが発送作業をしていた仕事場のすぐそばにあるご近所さんでした。(現在は町内の別の場所に移転されました。)
本業のブライダルギフトの仲卸や国内・海外の百貨店へのブライダル関連商品の卸、そして物流・一般小売まで幅広く手掛けられている益子町を代表する会社です。
コロナ禍の2020年春から始まった益子町の「web陶器市」の梱包、発送をすべて担当されていて、ある集まりで社長の仲山さんからそのときの様子やちょっとした苦労話などを伺ったことがきっかけで話がとんとんと進みました。

よしざわ窯スタート当初、商品の梱包と発送の仕事は私が器製作と同時並行で担ってきた作業で「自分が選んだこのお皿がお客さんに届くんだ。」「この箱を開けたら喜んでもらえるかな?」などといつもドキドキしながら作業していたことを思い出します。
その後はメンバーのサクナイさんが中心になって強い発送チームをつくり、常に”荷物愛”を持ちながら長く出荷業務に携わってくれました。多い日には200件以上の荷物を出すことも。
自分たちでつくった器を自分たちでつくったお店で販売して、自分たちの手で荷づくりをして届けるということにこだわってきたし、このワンオペは少なくとも私にとってささやかな自慢でもありました。ただの自己満足ですが。。。

それでも仲山さんにお願いしようと思ったのは、100件の荷物を毎日欠かさずに出荷し続けなければならない責任の大きさです。コロナ禍ということもあったけれど、もし発送チームの誰かが抜けてしまったら・・・という不安は大きかった。
ちょうど一年くらい前、仲山さんに「よろしくお願いします。」と頭を下げると「大丈夫です。まかせてください。」ととてもやわらかな表情で応えてくださったことが印象的でした。

仲山商事内のよしざわ窯専用部屋での梱包、発送作業がはじまって一ヶ月あまり、最初の2週間は毎日、そしてその後は2日に一度は自分の会社のように図々しく”出勤”する日々、すでに担当スタッフの皆さんとは「お疲れ様でーす。」とまるで同じ会社のメンバーのようなフラットな関係ができつつあります。
設備やマンパワーはもちろん、「このお皿カワイイね。」なんて話しながら器への愛情を持って私たち以上に器を丁寧に扱ってくださっている様子を見て安心しているところです。
*写真は仲山商事内よしざわ窯部屋での作業風景。

さあ、私たちはこれまで以上に「器づくり」と「器づかいの提案」に力を入れていきます。


担当:ヨシザワヤスヒサ

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