あけましておめでとうございます。…と申し上げるには、ちょっと遅いですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします...

あけましておめでとうございます。…と申し上げるには、ちょっと遅いですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。今年最初の「写真日記」は、日ごろ考えていることを記したいと思います。

生活陶器「on the table」は、義父母の作る益子焼をネットショップで販売するという形で2002年にスタートしました。そのときから皆さんに伝えたい…と思っていることは、It’s best to leave the dishes on the table.~器は使ってこそ生きるもの~ ということ。店名の「on the table」はここに由来しています。
ネットショップを始める前、私にとって手作りの器というのは、生活の中の身近な存在ではありませんでした。持っていても、大切に食器棚にしまっておいて、いざ!というときに登場するものだったんです。だから、手作りの器をもっと気軽に気楽に使えるようになりたい!と思っていました。
それから十数年が経ち、手作りの器を毎日の食卓で使うということは、ぐっと身近になったように思います。そう、器は使ってこそ生きるもの。ということが、当たり前と言ったら言い過ぎでしょうか…。でも、それに近い感じになったように思っています。

じゃぁ次に、私たちが器を通して、皆さんと実現したいことは何か。…ということを、一年前くらいからぼんやりと考えていたんです。頭の中でなんとなくは分かっているのだけど、言葉として表現できないな…と思っていました。…そんなことを、ある日、ナカハラさんに投げかけてみたんです。そしたら、とっても良い言葉をくれました。
「器と楽しい日々を」
お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。
器たちをお届けする段ボールの側面に記した言葉です。

朝・昼・晩。家族の三食のご飯をどうするか毎日考える。これは、なかなか簡単なことではないと思います。もちろん、考えなくちゃならないことは、ご飯のことだけじゃない。
子供のコト…。夫や自分のコト…。両親のコト…。そして、家族みんなの健康。どうしたら、家族みんなが笑顔で過ごせるか…。楽しいこともたくさんあるけれど、ままならないこともたくさんある。そんな日常生活の中で、毎日の食卓に登場する器が小さな楽しみ
になってくれたらいいのにな…。十数年器屋をやってきて、手作りの器には、そんな存在になれる可能性があるんじゃないかって思うんです。
今年は(…来年も、もっともっとず~っとかな)、「器と楽しい日々を」追い求めていきたいと考えています。

ヨシザワリエ

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