器と楽しい日々を

 

「器と楽しい日々を」は2年くらい前にお店に貼りだしたテーマ?いやコンセプト?ことば自体の目的はともかく、楽しい時間を過ごしてもらえるような器づくりを心がけてきました。
器ほんらいの役割はもちろん料理をきれいにみせること。器によって料理がより引き立てられて、料理によってまた器も美しくなる。それが昔からずっとつづいてきた料理と器の関係で、どんな時代が来ても器と料理が仲たがいをして絶交するなんてことはないはずです。ただ、たとえば「夕方、きれいな虹が見えたから今日はこの器をつかおう。」みたいに、なんと言えばいいのか、日常のちっちゃなこころ模様を料理と一緒にのせられる器があったらきっと楽しいだろうななんて考えてきました。だからオーソドックスなまるいお皿や四角いお皿もあるけど、鳥やパンやレモンやお花など毎日ちょっとずつ違うこころ模様の数だけ器があったら素敵だし楽しいだろうなと。
料理と器とこころ模様。ややこしい三角関係になんかならずに今よりもっと楽しいお付き合いができるはずだと思うのです。

今日は銀食器モチーフのスープボウルとパイナップルのお皿をつくっています。「こんな料理にぴったり」もいいけど、「こんなときに使いたい」器になるといいなと思っています。

 

ところで「きれいな虹が見えた日」に使いたいお皿は何なのでしょう?

 

担当:ヨシザワヤスヒサ

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