昨日・今日・明日の3日間は、益子町の夏のお祭り 祇園祭です!
初日の昨日は、お仕事終わりにハネイシさん姉妹と「手筒花火」を観に行きました♪
益子町では今年で15年目だそうですが、実はわたし、益子町の住人なのに生で観るのは今回が初めてでした。
吹き上げる火花とごうごうとした音が予想以上の迫力で、打ち上げる方がやけどしてしまうのではとハラハラドキドキ。最後にドンッ!と一段と大きな音と共に火花が高く上がる瞬間は、何度も圧倒されました。
徳川家康公が天下を治めた後に始まった花火が起源とされる手筒花火。公の眠る栃木県で、器を焼き上げる火の神様がいる益子町での開催は相応しいとのこと。
火の神様、確かに。
益子町ではよく陶器を焼き上げるための窯から煙が上がっています。それが幼い頃から慣れ親しんだ景色なのですが、ある日「他の地域で同じように煙が上がっていたら、火事かと思って通報されてしまうよね」と聞いて初めて、確かに、と。これだけ日常的に火を使う地域でも火災に繋がらずに済んでいるのは、火の神様がいるからなのかもしれません。
話を戻して……益子町のお祭りは、他の地域のように週末開催ではなく、日付指定の7月23・24・25日。
昨日の開会の挨拶のなかで町長が「この3日間、益子町は1に祭り!2に家族!3に仕事です!」と力強く話していましたが、屋台巡業を行う地域の大人たちは、まさにそんな感じです。平日でもお祭りが開催できるのは、こういった考え方が地域に馴染んでいるからなのかもしれません(本当にそうできるかどうかは別として)。
初日に見た「道祖土(さやど)」地区の屋台。
その屋台が、今日はよしざわ窯の作業場にも♪♪
朝と昼に雨がしっかり降ったので、今日は雨除けをかぶった姿。
道祖土の皆さんに三本締めをしていただきました!
力強い掛け声と、お囃子の太鼓と笛の音。これぞ夏!という気持ちよさがありました。
作業場の横は長い坂道なのですが、そこを大きな屋台を引いて押して進んでいく力強い背中は、かっこいいの一言に尽きます。
作業場メンバーもキラキラしたまなざしで見つめていました!
明日は祇園祭のフィナーレ。多数の屋台が一斉に鹿島神社前に集まる、大迫力の神前奉納「御上覧」の日です。
お近くの方はぜひ、足を運んでみてくださいね♪
カワハラ