筆と刷毛

よしざわ窯の作業場で、目立たないけれど、なくてはならない存在。

それは筆と刷毛!

……なのではないかと初めに気が付いたのは、イハラさんの手元にカメラを向けたときのこと。

 

 

細い細い筆を使って、液体の金を塗って金彩を施しているところでした。

釉薬をかけて焼き上げた器に金を塗って、再度焼くという手間暇のかかる金彩。液体の金には、ちょっと不思議な匂いがあります(緑色の入浴剤みたいと言ったら、「え~?」とやんわり否定されました。笑)。

金がはみ出してしまったところは、拭きとっても紫色になって残ってしまうのだそう。繊細な作業が得意なイハラさんが、慎重に筆を運びます。

 

そのお隣では、ウチヤマさんがコバヤシさんと「ロウ抜き」についてお話の真っ最中。

器の裏面に釉薬がつかないよう、撥水剤を塗る「ロウ抜き」という作業。ここで使用するのは、刷毛です。

 

 

器の大きさ、刷毛の太さ、ロウを含む量等々、器と刷毛の関係についてのお話が進みます。

この後、ウチヤマさんと一緒にウマノさんのロウ抜きを見せてもらったのですが、とっても早くて!流石の一言でした✨

 

別の作業場に移動すると、そこではアラカワさんが刷毛で鉄を塗っていました。

鉄も液状になっていて、刷毛につけすぎて垂れてしまうと、もうお届けできない器となってしまうのです。でも足りないと薄くなってしまう。絶妙な力加減で鉄が塗られていきます。

 

 

鉄を塗って仕上げる器は、もう何年も前によしざわ窯で製作していたことがあるのですが、他のつくり方よりも手間がかかる等の様々な理由から製作されなくなっていたものなのです。

経験と技術のあるメンバーが増えて、環境が整って、また製作できるようになった器たち。入社して丸2年が経ちましたが、わたしにとっては新しいものばかり!どんな仕上がりになるか今からとても楽しみです♪

 

そういえば、石膏型をつくるときにイシイさんも筆を使っていたなぁ。

またカメラを持って行ってこようと思います!

 

カワハラ

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