この夏から新しく仲間入りしたオオエ君は、
備前焼の窯元で6年間修行して益子に移ってきました。
備前焼といえば歴史はとても古く、伝統と格式ある焼き物の産地です。
一般的には「焼き締め」と呼ばれますが、
釉薬をいっさい使わず、何日もかけて薪を燃やし続け
器を焼き締めていきます。
炎によってあぶりだされた味わい深い土色が特徴的です。
ふたつの器(徳利)の左側の色が右側に比べて明るいのがわかりますか?
「緋色(ひいろ)」と呼ばれ、この色合いを出すのがすごくむずかしいんだそうです。
数百点のうちの一、二点とも…
奥深い世界です。。。
奥深い世界からやってきたオオエ君がはじめての個展を開きます。
場所は千葉県柏市中央町2-29(器処 くり原)
期間は10月24日~29日
オオエ君にははじめからいろんな仕事をまかせているんですが、
どんな作業もとにかく一生懸命。技術や知識ももちろんすごいです。
でもコーヒーと刺身とナスはまったくダメです。
そんなオオエ君の個展、お近くの方はぜひご覧になってみてください。
そうそう、オオエ君の仕事っぷりをご紹介しますね。
マグカップの手(ハンドル)をつけているところです。
ちなみにこのマグカップは「oldwhite 寸胴マグ・ドット」、
あと2週間ほどで焼き上がると思います。
それから、こんなものもつくってます。
「あったらいいな」でいただいたアイデアなのですが、
理科の実験でつかった「フラスコ」のような形をした「野の花ポット」の
大きいバージョンです。
こちらは2週間から1ヵ月ほどでご紹介できるかと思います。
オオエ君の個展ともどもよろしくお願いいたします。