4日から仕事スタートです。
新年はじめの仕事は年末に焼いた「窯出し」。
うまく焼けたもの、そうでないもの、
いつも通りいろいろ混じっています。
これまでにも、ブツブツとつぶやいたことがありますが、
「器づくり」という仕事は、とにかく「うまくいかないこと」が多い…
そして、「うまくいくこと」と「うまくいかないこと」の差ってほんのちょっと、
5センチくらいなんじゃないかなー。
そうそう「一寸先は闇」って言いますね。
わずかな加減で、ゆがんだり、割れてしまったり、
色が濃くなったりうすくなったり。
その数センチほどのわずかな差で、
泣いたり笑ったりしているようです。
「うまくいかないこと」を目の前にすると、
ついイライラしたり、投げやりになってしまったりと
冷静でいられなくなってしまうことも多いのですが、
よくよく考えてみれば、
「うまくいかないこと」のすぐとなりに「うまくいく答え」があったりもします。
「一寸先が闇」ならば、「闇」の数センチとなりは
明るくてあったかい場所ってことになる。
これくらい理屈が立てば、いがいと前向きになれるものです。
5センチとなりの世界をお見せしますね。
一見どこが不良なのかは分からないくらいのものなのですが、
この2アイテムは焼き上がったもの全部が不良でした。
ほんとうにわずかな加減の差なんだと思うのです…
新しい商品もどんどんつくってますよー。
新シリーズの「arame」のカップたち。
こんなかわいらしいマグカップも。
年末の大掃除のひとコマ写真もついでに…
薪ストーブの煙突そうじの様子です。
煙突の中には大量のススが付着してしまってます。
これだけススでいっぱいになると、
煙が逆流してしまい、部屋の中が真っ白になってしまいます。
煙突掃除はこまめに。。。