「仕事の輪」

「製陶所」の仕事っていうのは、
粘土と釉薬と窯といくつかの道具さえあれば…
なんて思っていたことがありました。
実際はというと、もちろんそんなわけがありません。

今朝から次の窯焼きの準備をはじめたのですが、
途中で窯の燃料のガスが足りないことに気づきました。
あわててガス屋さんに電話をすると、
すぐに今日の予定を変えて届けてくれました。
益子からはずいぶん離れた場所にあるガス屋さんで、
予定外の配達はむずかしいはずなのですが、
とても気持ちよく「夕方には届けますよー」って。

毎日きまった時間に集荷にきてくれる
ヤマトのドライバーさんや、
電話一本でトラックにいっぱいの粘土をもってきてくれる資材屋さん。
近所の電気屋さんや鉄工所のおじさん、大工さん。
まあいろんな人に支えてもらっているというか、
小さな街の「仕事の輪」にいれてもらっているっていう安心感があるんですよねー。
毎日滞りなく機嫌よく仕事をしていくためには
この「仕事の輪」ってすごく大事なんだと思うんです。
誰かはだれかのために、
またその誰かはほかのだれかのために、
そうやってつながる「仕事の輪」って
なかなか素敵です。

さてさて、うちの素敵な作品をご紹介します。

「西洋梨」の一輪挿し。
2日間つくってわずか20個ほど…大変なものをつくりはじめてしまいました。

「コーヒーメジャースプーン」も再製作中。
シンプルな形なのですが、とにかく製作に時間がかかります。
前回もそうでしたが、今回も数はあまりご用意できそうもありません。

ホワイトグリーン6寸皿(ドット)や空色カップ(ドット)も製作がすすんでいます。
お楽しみに。

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