出会いは数年前、益子のTSUTAYAでした。表紙を見てとても気になるお菓子作りの本があって。 中を見ると、使われている器、写真の雰囲気… どこを見ても素敵な本だな…と。 でも、お菓子作りをしない私にとっては、「必要な本」ではなかったので、迷うこと数か月。 でも、やっぱり欲しい! と思い購入したのが、「うづらやの菓子」という本でした。
それから間もなくして、「本の中のお菓子」だった「うづらや」のお菓子を通販してくれるお店を偶然見つけ、 購入希望のメールを送るときには、とても緊張したのを覚えています。 届いたお菓子は、シンプルで、でも力強さが伝わってくる感じ。食べてみると、しみじみおいしい。卵や白砂糖、乳製品を使わない、一度食べたら忘れられないお味でした。本の帯にかかれていた、根本きこさんの「いつもバッグにしのばせていた」というコメントにも妙に納得できて。いつもバッグに入れておいて、お腹がすいたときに1つ食べたい。心も体も満たされる…そんなお菓子なんです。そして、不思議とワインにも合う!( と私は思っています)
でも、それ以降、うづらやのお菓子を購入するチャンスはなく、 私の中では「幻の菓子」として、 もう食べられることはないんだなぁ…と思っていました。 が、先日、幸運にもまた購入するチャンスがあったのです!本当に嬉しかった! 食べてみると、そうあの時と同じ味。しみじみおいしい…。記事を書かせていただくにあたり 店主の彌永さんと電話でお話ししたのですが、とてもステキな方でした。ますますファンになってしまった私。 またいつか、うづらやのお菓子をかみしめる日を楽しみに…。
*写真のお菓子は、うづらやクッキー 麻の実とダージリン、白胡麻きな粉、ココアアーモンド 、さつま芋。「チャコール ちょっと素敵なパウンドケーキ皿」に並べて、 お菓子屋さんごっこを楽しみながらいただきました。
ヨシザワリエ