よしざわ窯の器は現在約700種類。編集部では、その約700種類のそれぞれ個性を持つ器たちを、料理と合わせてもっと素敵に使いたい!使って欲しい!と、器と料理の相性はもちろん、毎日の食卓を楽しくする方法を日々、研究(かなり大袈裟)しています。
頼りにしているのは、料理家さんたちのレシピ本や、暮らしに関する雑誌など。特に、プロの料理研究家さんたちの本は盛り付け方、素材の合わせ方、旬の食材の楽しみ方、それから、自分たちの視点とは違った角度からの「食卓の作り方」を教えてくれます。
明日の金曜日(3月1日)の販売では、編集メンバー4人がそれぞれ、日々参考にしているレシピ本の中からお気に入りの一冊を持ち寄って、ひとつのレシピと、そのメニューにぴったりな器を紹介することにしました。
私は、毎日のお弁当づくりにヒントをもらえた『チオベンの弁当本』から、「チャコール お弁当鉢」で一品!
この本は、代々木上原に弁当ケータリングショップを構え、芸能人がリクエストすることでも有名なロケ弁“chioben”を作る山本千織さんの著書です。
ロケ弁やケータリング弁当は約10品目のおかずを入れた豪華なものだそうですが(食べてみたい!)、この本では誰でも作りやすいように、3つのおかずだけで作る春夏秋冬の40種類のメニューが掲載されています。本物のchiobenで使われるレシピもそのまま掲載されていたり、山本さんおすすめの調味料やスパイスもとても参考になっていて、ワンパターンだった私のお弁当にも変化が♪♬
写真は、この本のメニューから夫用に作った「豚バラスパイス煮込み弁当」。最近注目を浴びているスパイスのひとつ「花椒(ホアジャオ)」などを使って煮込んだ豚がメイン。その他2品は、梅肉を加えたほうれん草のお浸しと、色味がある野菜の和え物(本では赤かぶの和え物でしたが、わたしは赤玉ねぎで代用しました)。山本さんのレシピは、お弁当全体の食材の色合いが考えられていて、見た目の色合いも素敵です。そして、身近な食材の驚きの組み合わせで香りも味もいつものお弁当とは違うものになって、自分で作ったと思えないような味になるんです!♪ 日頃お弁当の感想は言わない夫も、この日の豚バラを絶賛。何を使ったか気になったようで、夕飯時間に、この本と「花椒」の話で盛り上がりました。
ランチボックスにぎゅうぎゅうに詰まったお弁当もいいけど、たまに少しだけ手をかけて「チャコール お弁当鉢」にゆったりと詰めてお米やおかずの顔を楽しみながら味わうお弁当もいいですよ♪ チャコールカラーのシックなお弁当鉢なので、食材をキリッとかっこよく見せてくれて、粋なお弁当になります。そして陶器だからこその温かみや手づくり感が感じられるお弁当ができると思います。
お子さんやご主人が家にお留守番の時も、愛情たっぷりのお弁当ご飯を用意できますし、家族でお弁当ランチというのも楽しいと思います。それから、編集メンバーは会社用のお弁当箱としても使っています。ぜひ会社に持参するお弁当箱(お弁当鉢ページに詳しく書きましたので見てみてください)としても使ってみてください♪
その他のメンバーが選んだ本と一品、そして合わせた器はホームページ「好きな本から一品」をチェックしてみてください♪ (*器は本日4時頃からプレビューです。)
追記:ぜひインスタグラムでもハッシュタグ「#好きな本から一品」をつけてみなさんの好きなレシピ本と器のコラボを教えてください♬
ナカハラ