よしざわ窯には、ひっそりと(?)、器以外のオリジナルグッズがあります。
最初に作ったのは、多分、ラッピングにお付けする陶製チャーム。
次は不織布袋とシール。
近頃は、バッグ類をオリジナルで製作していますが…、
2020年の冬。初めて、オリジナルのてぬぐいを作りました!
うつわ屋がなぜ、てぬぐいなのか?を、ちょっとだけお話しさせていただきたいと思います。
よしざわ窯で製作している器の中には、「模様」が入っているものがいくつもあります。
この「模様」づくりは、デザイン部メンバーがイラストとして描くところからスタートします。
そのイラストはとても素敵で、見ているだけで楽しい!
この心ときめく「模様」を、器だけでなく他のものにも反映させることはできないか…?できるはず…。
一番表現しやすいのは…、てぬぐいなのでは!と思い、うつわ屋がオリジナルのてぬぐいを作ることとなった訳です。
よしざわ窯のてぬぐい第1弾に選んだ「模様」は、「鳥の親子 冬の夜空を飛ぶ」と「メリーゴーラウンド」。
「鳥の親子シリーズ」は、鳥の親子が花園に行ったり、森へ行ったりする様子を描いている、5~6年前にスタートした「シリーズ化」している模様です。
今年のクリスマスには、鳥の親子に夜空を飛んでもらいたい!と思い、9月ごろから器づくりがスタート。
とても素敵な模様が出来上がったので、これは絶対でぬぐいにしたら素敵♪ ということで決定しました。
もうひとつの「メリーゴーラウンド」は今年初めて描いた模様で、メンバー一同とても気に入っています。
遊園地にある乗り物のひとつですが、どこか大人っぽくて、華やか…。
女性ならちょっと憧れるかぼちゃの馬車もあったりして、夢のような世界…。
そんなめくるめく夢の世界をてぬぐいにも映したいと思いました。
器に施した模様を、てぬぐいのデザインにしてくれたのはイラストレーターでよしざわ窯メンバーでもあるウスバミコさん。
「鳥の親子 冬の夜空を飛ぶ」「メリーゴーラウンド」、それぞれ異なるタッチで仕上げてくれました。
どちらも、器で表現するのとはまた違った雰囲気を出してくれていて、素敵です。
これからも、器もてぬぐいも色々な模様のものを作りたいと考えています。
「よしざわ窯のデザイン」は、特定の誰かが生み出す芸術性というのとは異なり、よしざわ窯メンバーも、使ってくれる人も、楽しくて、素敵!と思えたらいいな…ということを大切にしています。
そんなデザインを施したてぬぐいを、器と一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。