今日の夜アップになる「鳥の親子 虹の向こうへ」。
この器を、こんな器を作ろうかな…と考えついたのは、4月ごろだったでしょうか。
この夏は「空」をテーマにした器を作りたいな…と思ったら、頭の中に、青い空に紙飛行機が飛ぶ様子が浮かんできて…、さらにその紙飛行機に乗ってどこか遠くに旅行に行けたらな…、なんていうとんでもない妄想をしてしまったのです。
そこから、この妄想を、どうやって器で表現するかを考えまして…。
そうだ、「鳥の親子」に紙飛行機と一緒に空を飛んでもらおう!
お皿の縁を虹に見立てたら素敵!
そして、紙飛行機に乗って旅行に行きたい!というのは女の子を登場させよう!
ということで、イハラさんがこんな素敵に表現してくれました。
「空」をテーマに、と思ったので、一緒にアップする器もそれに関連していまして、「トルコブルー 大きなハバタクトリ」や、お客様のリクエストで数年ぶりに作った「青い空、白い雲。」、そして、鳥の親子シリーズの器もいくつか作りました。
この夏のテーブルにぜひ、いかがですか。
…そして、「紙飛行機に乗って旅行に行きたい!」という妄想をさらに発展させて、7月後半のアップでは、「旅」をテーマにした器をご紹介する予定です。
旅をテーマにと言っても電車や飛行機ではなくて、「気球」と「たんぽぽの綿毛」なんです。
ぜ~ったいに無理ですが、たんぽぽの綿毛につかまって風の吹くままに旅に行く…。なんか、そんな童話があってもおもしろそうな感じですが、そんな感じです。
そして、旅のお供には「ブローチ」。
こちらはかなり現実的ですが、以前から作ってみたいな…と思っていたものが実現できました。
よしざわ窯の夏は、妄想や夢や憧れと、現実世界とが入り混じっているようなものになりそうです。
ヨシザワリエ